【入門編】レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーの選び方
Wordpress

初めてレンタルサーバーを選ぶとき、専門用語やサーバーの仕様にも詳しくない場合、何を基準にして選べばいいのかわからないと思います。この記事では、代表的なレンタルサーバーであるエックスサーバー、さくらのレンタルサーバー、ロリポップ、Conohaをピックアップして、レンタルサーバーの選び方とおススメのレンタルサーバーを、初心者にもわかりやすく解説します。



1.エックスサーバー、さくらのレンタルサーバ、ロリポップを比較する理由

まず初めに、エックスサーバー、さくらのレンタルサーバ、ロリポップを比較対象としてピックアップした理由は、WordPressサーバーシェア率において、2022年3月現在では1位エックスサーバー、2位さくらのレンタルサーバ、3位ロリポップとなっているからです(シェア率調査は“host advice”を参考)。

以下、この3社を比較することでレンタルサーバーの選び方を解説していきます。

2.レンタルサーバー選びのポイント

レンタルサーバーを契約してWordpressでWEBサイトを制作する、という目的に絞ってみた場合、レンタルサーバー選びの基準となるポイントは↓のようになります。

  1. 月額費用、初期費用の有無、長期契約による割引
  2. 独自ドメインの取得費用や維持費用
  3. レンタルサーバーの性能と機能
  4. キャンペーンの有無、内容
  5. VPSへの対応

以下、各社の比較をおおよそ同じような仕様の↓のプランで比較してみることにします。

エックスサーバー スタンダードプラン 容量300GB、無料SSLあり、転送量無制限、マルチドメイン無制限
さくらのレンタルサーバ スタンダード 容量300GB、無料SSLあり、転送量無制限、マルチドメイン200個
ロリポップ スタンダード 容量300GB、無料SSLあり、転送量無制限、マルチドメイン200個

2-1:月額費用、初期費用の有無、長期契約による割引

まず月額費用についてですが、月額費用が1000円未満の場合は安い、1000円以上の場合は高いといった感じで線引きすると、比較がしやすくなります。基準となる月額費用、初期費用の有無は↓の表のようになります。

エックスサーバー 1320円 初期費用あり:3300円
さくらのレンタルサーバ 524円 初期費用なし
ロリポップ 880円 初期費用あり:1650円

月額費用では、さくらのレンタルサーバとロリポップが1000円以下となり、最安値はさくらのレンタルサーバとなります。エックスサーバーは1000円以上となり、月額費用の面では他社より割高となります。また、初期費用はさくらのレンタルサーバだけが無料のため、結果としてはさくらのレンタルサーバがもっとも安価で、エックスサーバーがもっとも割高ということになります。

ただし、この1000円という線引きについては『長期契約』を考慮すると変わってきます。↓の表は、長期契約(または一定期間の一括払いも含む)をした場合の比較表です(2022年4月現在)。

エックスサーバー 495円~/月額 36ヵ月(3年)契約の場合
さくらのレンタルサーバ 436.5円~/月額 年間一括払いの場合の月額換算値
ロリポップ 440円~/月額 36ヵ月(3年)契約の場合

初期費用を36ヶ月で割った場合、エックスサーバーは一ヶ月あたり91.6円、ロリポップは46.8円となり、初期費用を含めた差額でも最大でおおよそ150円ほどとなります。

つまり、長期契約をすることで各社とも差額はほとんど無くなってしまうのです。月に缶ジュースを一本買うくらいの差、ですね。長期契約をするのであれば価格は比較対象とはなりにくくなりますので、他の比較が必要となってきます。

なお、最新の月額費用および月額費用については、キャンペーンの有無によっても変わってきますので必ず↓で直接ご確認ください。

エックスサーバー
さくらのレンタルサーバ
ロリポップ!

2-2:独自ドメインの取得費用や維持費用

レンタルサーバーの契約を考えているのであれば、独自ドメインの取得と運用もセットで考えている場合も多いはずです。レンタルサーバーの契約特典として、独自ドメインの取得費用や維持費用が無料になる場合がありますので、必ずチェックするようにしましょう。↓は、各社の独自ドメインの取り扱いの比較表です。

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エックスサーバー ①特定ドメインの取得費用が無料 ②特定ドメイン一つまで維持費用が永久無料
さくらのレンタルサーバ ①取得費用は有料 ②更新費用は有料
ロリポップ ①特定ドメインの取得費用が無料 ②特定ドメイン一つまで維持費用が永久無料

特定ドメインとは、一般的な『.com』『.net』などのドメインで、『.or.jp』などのドメインは除きます。また、エックスサーバーではサーバー契約自体に独自ドメインの取得と更新費用の永久無料特典がついていますが、ロリポップではクーポン適用という条件があるため、所定の手続きをしていないと無料とならないことに注意が必要です。最新の情報については、キャンペーンの有無によっても変わってきますので必ず↓で直接ご確認ください。

エックスサーバー
さくらのレンタルサーバ
ロリポップ!

2-3:レンタルサーバーの性能

サーバーの性能とは、主にハードウェアのスペックがどれくらいか、という話になります。わかりやすく言えば、普段はもちろんのこと、PV数が増えた場合にも安定した表示速度を保てるのか、という話になります。

具体的には、各サーバーのCPUは何を採用していて、メモリはどれくらいで、ハードディスクはSSDかどうか、という点が重要になってきます。

当記事を執筆するにあたり↑の点を調べたところ、サーバーの仕様については何が最新の情報なのかの特定ができず、また、より専門的な話になってしまうため、仕様の詳細についてはデマ情報になってしまうリスクから。当面掲載をやめることにします。ただ、現時点では各社ともSSD仕様に変更しているのは確かなようで、従来よりも性能が向上しているのは確かなようです。

2-4:キャンペーンの有無・内容

キャンペーンの有無・内容はとても大切です。各社とも、具体的な内容としては主に↓のようになります。

  • 月額費用が安くなるキャンペーン
  • 初期費用が無料となるキャンペーン
  • 運用する独自ドメインがレンタルサーバー契約を継続する限り無料となるキャンペーン(2つ目も永久無料となる場合もあり)

これまで各社のキャンペーンの経緯を見ていると、初期契約期間の月額費用が割引となるキャンペーンが特に多くあるように思われます。次に初期費用無料や、独自ドメインの取得費用や更新の無料、それが適用される独自ドメインの数に関するキャンペーンが多くある傾向にあります。また、各キャンペーンが開催される期間は2週間~1ヶ月ほどが多いように思いますので、↓から最新の情報を確認するようにしてください。

エックスサーバー
さくらのレンタルサーバ
ロリポップ!

2-5:各社のVPSへの対応とConoha Wing

一般的にVPSサーバーは共用サーバーよりコスパが高いと言われますが、そもそもコスパというよりは、ある特定の目的を持ってVPSサーバーを選ぶ場合がほとんどだと思います。例えば、個人、趣味の用途ではマインクラフトなどのオンラインゲーム用のサーバーの設置、家族の映像や画像のオンラインストレージ・ストリーミングサーバーなどの用途、ビジネスであれば開発環境としての利用やファイルサーバーの設置、ECサイトの構築などが挙げられると思います。

ここではWordpressでウェブサイトを作ることを目的としてのサーバ―選びを目的としていて、それゆえに特に共用サーバーで問題ないと思います。が、Wordpressに対応しているのであれば、VPSの方が最低限の知識と準備が必要となるものの、基本的にはどちらでもいいと思います。

ここまで紹介してきたレンタルサーバー選びのポイントですが、VPS対応サーバーも加えると内容が少し異なってきます。↓はここまで紹介した各社のVPSサーバーへの対応となりますが、VPSサーバーが前提となるのであればConoha Wingというレンタルサーバーサービスが加わる一方で、VPSに非対応のエックスサーバーは候補から外れます。

エックスサーバー 非対応
さくらのレンタルサーバ VPS対応
ロリポップ VPS対応
Conoha Wing VPS専用レンタルサーバー

また、VPS対応サーバーの料金もここまで紹介してきたものとは異なってくるため、詳細については↓でご確認ください。

さくらのレンタルサーバ
ロリポップ!
ConoHa VPS

3.レンタルサーバー比較のまとめ

ここまで紹介してきたレンタルサーバーの比較ですが、WordpressでWEBサイトを制作するという目的において私が一番お勧めするのはエックスサーバーです。国内シェアNo1で17年以上の運営実績を持ち、安心して使えるのはもちろん、さくらのレンタルサーバとロリポップ双方のいいところも兼ね備えています。当サイトもエックスサーバーで運用していますが、PV数が増えてもこれまで読み込み速度が遅いといったことも特に感じたことはありませんし、私はすでにエックスサーバーを10年以上運用していますが、これまで何のトラブルもなく、サポート体制も万全で、安心してブログに集中できます。

ただ、だからといってさくらのレンタルサーバやロリポップを否定する気も全くありません。重視するポイントは個人によって異なるため、何が自分にとって優先度が高い項目なのかを見極める必要がありますし、用途によってはVPSサーバーという選択肢もあるため、何がしたいのか、今後の目的は何かを吟味する必要もあります。

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