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WEBホスティングとレンタルサーバー

無料ブログサービスではなく自作のアフィリエイト・ブログサイトを制作したい、自社サイトを自前で制作・管理したいといった場合、通常はレンタルサーバーが必要となります。WEB初心者の方にとっては『レンタルサーバーっていったい何なの?』ということにもなりますが、その名の通り『サーバーをレンタル(貸し出す)するサービス』のことです。トランクルームの貸し出しなら『場所(空間)を貸し出す』サービスとして簡単に想像がつきますが、そもそもレンタルサーバーとはいったいどのようなサービスなのか、わかりやすく簡単に解説します。



レンタルサーバーはウェブホスティングサービスの一つ

ウェブホスティングサービスとレンタルサーバー

レンタルサーバーは、いわゆるウェブホスティングサービスに当てはまります。現在このページを見ている方の多くは、アフィリエイトも合わせてビジネスをオンラインで展開したいと思っている方がほとんどだと思いますが、インターネットを通じてビジネスを展開するためには、WEBサイトをはじめとしたデータそのものを『サーバー』と呼ばれるコンピュータに保存し、それをインターネット上に公開する必要があります。

自前でサーバーを立ち上げるという選択肢もありますが、安定した稼働を望むなら自前のサーバーは手間と費用がかかりすぎるため、得策とは言えません。そこで登場するのがレンタルサーバーというウェブホスティングサービスです。この場合のウェブホスティングサービスは、主にビジネスをオンラインにするためにレンタルサーバーサービスを運営する企業のサーバー上のスペースを『間借りする』と考えればわかりやすくなります。

冒頭でトランクルームの話を例に挙げたのは『サーバー(のスペース)を間借りする』というイメージをしやすくするためでしたが、レンタルサーバーは単に借りる人だけのためのスペースではなく、そこに保管されたデータをインターネットにアクセスできるすべての人に公開する、という意図も含まれています。

レンタルサーバーの費用

レンタルサーバーの費用

レンタルサーバーにはいくつか種類があり、種類によって費用も異なります。そのため目的に合わせたレンタルサーバーを契約する事が必要となりますが、ここではおおまかにレンタルサーバーの費用について、アフィリエイターや個人事業主、中小企業の場合を前提に解説します。

レンタルサーバーの月額料金の目安

各社とも異なる料金設定となりますが、おおまかに月額料金を1000円未満と1000円以上に分けると選別がしやすくなります。1000円未満が安い、1000円以上が高い、といった感じです。

レンタルサーバーの料金設定について

初期契約時の期間によって月額料金が変動する場合があります。

例えば前払いで3か月の場合と3年(36ヶ月)の場合が選択できる場合、3ヵ月契約なら月額1200円、3年契約ならその半額の600円になる、という場合もあるので、各社の料金設定には注意が必要です。

レンタルサーバーの種類について

レンタルサーバーの種類

おおまかに、共用サーバー、専用サーバー、VPSサーバーに分けられます。以下、各サーバーの種類について簡単にわかりやすく解説します。

共用サーバー

共用サーバーとは、一つのサーバーを契約者全員で一緒に使うイメージとなります。そのため、同じサーバーを利用している『誰か』のサイトが膨大なアクセス数を記録した場合、『あなた』のサイトの機能(表示速度、挙動など)が一時的または持続的に遅くなることもあります。

ただし、そもそもそのサーバーのスペックが高い場合にはそれほどの負荷を感じる事無く利用できる場合もありますし、スペックが低いと明らかな機能ダウンを体感する事もあるため、共用サーバーを選択する場合にはそのレンタルサーバー会社の公開しているサーバースペックを検討する必要があります。

例えば当サイトは共用サーバー最王手のエックスサーバーで運用しています。他にも複数サイトを10年以上にわたって運営していますが、これまで一度も機能低下等を体感したことはありません。また、初期契約時に3年契約をすればこれまでの最安で月額660円で契約できるため、最安値で安心の高スペックサーバーを利用する事ができます。

専用サーバー

次に専用サーバーについてですが、その名の通り契約者専用のサーバーとなるため、他者にその機能が依存する事はありません。ただし費用は高くなるため、費用対効果を検討する必要があります。共用サーバーでも同じようなパフォーマンスが期待できるのであれば、コストパフォーマンスは共用サーバーの方が高くなります。

VPSサーバー

最近利用が急増しているのがVPSサーバーです。

一般的にVPSサーバーは共用サーバーよりコスパが高いと言われますが、VPSサーバーはある特定の目的を持っている場合に選ばれる場合が多いのではないかと思います。例えばマインクラフトをはじめとしたゲーム用サーバーや、オンラインストレージ用途(開発、ストリーミング等)といった場合が挙げられます。

Conoha WingのVPSサーバーは確かに費用が安価でコスパが高いですが、VPSでの用途が無いのであれば、費用的には共用サーバーのみ対応のエックスサーバーと遜色ありません。エックスサーバーはそもそもサーバースペックが高いため、VPSでなければならない理由が無いのであればコスパの高い共用サーバーです。

レンタルサーバー選び

レンタルサーバーの選び方

ここではレンタルサーバーについておおまかな解説をしましたが、↓の記事ではサーバーの用途も含めて、具体的にどのレンタルサーバーが良いのか各レンタルサーバー会社の実名を挙げて紹介をしていますので、参考にしてください。

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