無料テーマと有料テーマの選び方

有料テーマと無料テーマの見た目の違い
Wordpress

ワードプレスのテーマには、無料テーマと有料テーマがあります。個人のブログなのか、アフィリエイトで稼ぎたいのか、自社のコーポレートサイトを作りたいのかなど、サイトの目的によってもテーマを選ぶ基準はいろいろあります。

ここでは、ワードプレスの無料・有料テーマの違いや選び方について、わかりやすく解説させていただきます。



1.有料テーマと無料テーマの見た目の違い(オリジナリティーとビジュアル)

有料テーマと無料テーマの選び方

有料テーマは、見た目からして無料テーマとは全く異なります。そもそも有料テーマは、特定の業種やジャンルに特化した、あるいはビジュアル的に圧倒的なインパクトをユーザーに与えるために趣向を凝らしたデザインであるため、そもそも無料テーマは有料テーマに太刀打ちできません。

一方で無料テーマは、業種やジャンルを問わない『汎用的』という点こそが特徴であるため、個人のブログ用途としては大きな問題は無いかもしれ前ん。でも、コーポレートサイトやECサイト、特定の機能を持ったアフィリエイトサイトを作りたいといった特定のこだわり(必須な要素)や目的があるのなら、必然的に無料テーマは適さないと思われます。

オリジナリティーという面からも、無料テーマは無料であるゆえに多くのユーザーが利用しているため適しませんし(他のサイトと必ずかぶります)、ビジュアル的にも圧倒的な魅せる機能を搭載した有料テーマに無料テーマは到底かないません。

ワードプレスのヘビーユーザーであれば、一目でその美しさやインパクトに惹かれてつい衝動買いをしてしまう、というようなことも有料テーマにはあります(ファッション感覚にも通じたものもあるかもしれません)。

ただここ数年の間に、無料テーマの中には

『無料でここまで使えるのか!』

というものも存在していることも事実で、無料テーマもなかなかあなどれない存在となってきています。もし欲しい機能がついていない無料テーマを気に入った場合は、必要な機能がプラグインで代用できるのであればそのテーマを利用するのも、『場合によっては』ありかとも思います。

有料テーマと無料テーマの見た目の違いのまとめ

無料テーマはオリジナリティーやビジュアル面において、有料テーマにはかないません。ただ、制作するサイトに『何を』『どこまで』求めるのかにより、場合によってはプラグインで対応するなど無料テーマにも一定の使い道があると思います。

2.有料テーマと無料テーマの機能の違い

有料テーマと無料テーマの機能の違い

有料テーマは『ある目的のために特化した機能を持っている』ことがほとんどです。例えば『特定のジャンル・業種に特化している』『ビジュアル的に魅せることを目的としている』『特定のサイト構築に特化している(コーポレートサイト、カフェなど)』などです。

機能と言っても様々ですが、私の愛用しているTCDの有料テーマを例に有料テンプレートと代表的な機能をご紹介します。

会員登録機能やページ保護機能

会員を募ってメルマガを配信したい場合に会員登録機能は必須となります。また、会員向けの限定コンテンツを掲載するにはページ保護機能も必要になります。TCDでは「EVERY」などの会員登録・ページ保護機能を持つ有料テーマがあります。

ランディングサイト構築機能

ランディングページは、アフィリエイトでお馴染みの1カラムで作られたページです。単に1カラムというだけではなく、ランディングページが作れる有料テーマには、無料テーマでは決して不可能な閲覧者を引き込むようないろいろな仕様が施されていたりします。TCDでは「DROP」などのランディングページが作成可能なテーマがあります。

目を惹くフォトギャラリー機能

たくさんの写真や画像を見せたい場合、単に画像を羅列するだけでなく、マウスオーバーの際の挙動や整列の仕方など、細部にいたる魅力的な見せ方も必要になるかもしれません。TCDでは「meets」などの美しいフォトギャラリー機能を備えたテーマがあります。

和風に対応したテキストの縦表記

最近目にするようになった日本語の縦表記に対応したテーマは、和風レストランや焼き物など、和のテイストを伝える目的にぴったりのテーマになります。TCDでは「HAKU」などの美しいフォトギャラリー機能を備えたテーマがあります。

ECサイトのための買い物かご機能

ECサイトには買い物かご(カート)機能が不可欠です。後からプラグインを導入する事で対応できる場合もありますが、後のメンテナンス性等を考慮すると標準でカート機能を搭載していることに越したことはありません。TCDでは「EGO」などのカート機能を備えたECサイト向けのテーマもあります(ECサイトを構築するには別途決済機能を追加することも必要になります)。

繰り返しになりますが、無料テーマは用途や機能については基本的に『汎用』であることがほとんどのため、特定の機能に特化した有料テ―マと比較すること自体に意味はありません(絶対勝てません)。

また、無料テーマにもプラグインをあとから追加することで特定の機能を追加することもできますが、これまでの私の経験上、最初から組み込まれているのと後から追加するのではメンテナンス性に大きな差が出てきます。特にプラグインで追加した機能がそのサイトのメインとなる目的を果たすためである場合、何らかの理由でそのプラグインに不具合が起こったり使えなくなった場合は、サイト自体のリニューアルが必用となるので被害は甚大です(詳しくは次の『3.有料テーマと無料テーマのメンテナンス性』を参照)

私自身も、初期費用を抑えるという目的のために無料テーマを使用して多機能・オリジナリティを求めたサイト制作を何度も試みましたが、どれだけ時間と労力を割いても、結局満足いくWEBサイトを作れたことは一度もありませんでした。

一方で、サイト制作の目的が明確であればあるほど、目的にかなった機能を有している有料テンプレートを使った方が最短でWEBサイトを構築でき、結果として収益を上げることができました。

機能性のまとめ

↑でも記載した通り、有料テーマも無料テーマも要は使い道です。無料テーマに過剰な機能性を求めるのはそもそも間違っていて、無料テーマを選ぶのであればプラグインを利用する事で納得のいく機能性を補填できるのかどうかが焦点になります。ただ、プラグインを含めてのサイトのメンテナンス性は無視できませんので、詳しくは↓をご覧ください。

3.有料テーマと無料テーマのメンテナンス性

有料テーマと無料テーマのメンテナンス性

ワードプレスは常に更新されていきます。新しいバージョンで新機能が追加されることもありますし、テンプレートはそういった基幹システムであるワードプレスのアップデートに追従していかなければ、機能性はもちろんのことセキュリティ面でも安全を維持する事はできません。

有料テーマの場合、少なくともそのテーマの保障期間が終了するまでは業者が責任をもってメンテナンスを保証し、アップデートプログラムを提供してくれます。

一方で無料テーマの場合、提供者はそういった保障や責任を回避することができます。

『正常に動くことは保障しませんが自由に使っていいですよ』

ということです。つまりいつでもメンテナンスを放棄する事も可能なわけで、それらについては使用許諾などで明記されているはずです。そして無料サービスを利用するユーザーも、それを承知でそのサービスを利用することが前提であるべきだと思います。

初期費用を節約する目的で無料テンプレートを使用し、運よく最大限の効果を挙げることができたとしても、無料サービスは何の保証もしてくれません。ある日突然サービスの停止を告げられるかもしれませんし、トラブルの解決は自分で見つけなければいけません。

私は以前、無料のWEBサイト構築サービスを利用し、ある日突然サービスの停止を告げられ、それまで苦労を重ねて制作したコンテンツがWEB上からすべて消失しました。この経験は私にとって、無料サービスに対しての非常に大きな負のインパクトを与えました。

有料テーマと無料テーマのメンテナンス性のまとめ

無料テンプレートには、一切保証が無いと考えることが前提だと思いますし、どんな被害やトラブルが起こったとしても、それは全て自己責任での解決・運用が前提です。

それを承知のうえで使用するのであれば、用途によって無料テンプレートの使用は”有り”だと思います。ただし、ワードプレスそのものを含めて本当に何もわからない、初心者の方がいきなり有料テーマを選ぶのも困難だと思います。それでは、無料・有料テーマのどちらを選べばよいのか?詳しくは↓をご覧ください。

4.有料テンプレートの価格と選び方

有料テーマの価格と選び方

有料テンプレートには安いものでは数千円から、高いものでは4万円前後がほとんどです。例として、↑で紹介したTCDの有料テーマの価格を紹介します(価格は2022年1月現在のものです)。

WordPressテーマ「EVERY」39,800円
WordPressテーマ「DROP」32,800円
WordPressテーマ「meets」25,800円
WordPressテーマ「HAKU」29,800円
WordPressテーマ「EGO.」39,800円
WordPressテーマ「QUADRA」15,000円

この価格を高いとみるか安いとみるかはあなた次第ですが、これまでいくつもサイトを作ってきた私としては、↑の価格であれば決して高いとは思いません。逆に無料テーマを利用したとして、必要なプラグインを探して、見つけたプラグインをサイトに馴染ませるためにCSSやPHPをいじり、その作業のためにさらに情報収集をしなけらばいけない時間や労力を考えると、目的がはっきりしているのであれば、必要な機能を搭載した有料テーマを使用すること以外選択肢はないと考えています。

ただし・・・ワードプレス初心者であれば、まずは無料テーマで小手調べ、いろいろとわかってきたら有料テーマを検討する。これでいいと思います。

他のワードプレステーマを紹介するサイトでは、有料に勝るものは無い、という紹介をしている場合もありますが、私もここまで紹介してきたようにそれは事実だと思います。問題は、ワードプレス初心者は特に『何をしたいのか』というそもそもWEBサイトを持つことの目的がわかっていない場合が多くあり、実際にサイト制作をしてみて初めて必要な機能が分かる事も多々あるということです。

ワードプレス初心者としては、まずは目的を持ってWEBサイトやブログを作ってみることが必要だと思います。そしてコンテンツを充実させていく過程で必ず

『この機能が欲しいな』

というタイミングが訪れて、構築したWEBサイトにどうしたら欲しい機能を追加できるか探し始め

『どういったHTMLやCSS、あるいはJAVAで、またはどのプラグインで追加できるのかな』

という段階に差し掛かり、多かれ少なかれWEBサイトに関する知識を得ていきます。そしていろいろ試した結果、

『無料テーマじゃなくて有料テーマの方がいいのでは?!』

というタイミングが訪れます。その時に、本当に必要な機能を持った有料テーマを探してみるのが良いと思います。

5.ECサイトの構築について

ECサイトの構築

ECサイトについては、そもそもゼロからサイトを作り上げるのか、STORESやBASEといったECサイト無料構築サービスを利用するのか、あるいは楽天などのショッピングモールに出店するのか、多いに議論の分かれるところだと思います。ただ一つ言えることは、ゼロから自社のECサイトを立ち上げて収益をあげるのは本当に難しいです。

仮にワードプレスでECサイトを作る場合、テーマ選定はもちろんのこと、決済サービスの導入も重要になります。その他広告戦略を含めてのSEO対策など、収益をあげるための課題はたくさんあります。

ただし、他のECサイト構築サービスやショッピングモールへの出店計画があったとしても、販売とは別に自社サイトを持つ意義は大いにあることを忘れないでください。そういった前提で自社サイトをワードプレスで作る場合、無料テーマでよいのか有料テーマが良いのか、という話が出てくるわけです。自社サイトを持つ意義はまた別のページで紹介したいと思います。

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